中国・宋時代の衣装と「梅が枝餅」の事:情報の共有

九州国立博物館博・メルマガVol.358より、情報の提供

渡宋天神図(とそうてんじんず)

江戸時代・19世紀 仙�看義梵
福岡・幻住庵
展示期間 12月9日(火)~12月21日(日)
中国の服装を身に着け梅の枝を手にとる天満天神の墨画(ぼくが)。
賛に「戴(いただけ)とて 袖に梅か枝 餅玉(たま)ふ」と記され、かの梅ヶ枝餅が詠みこまれています。

*宋時代の衣裳には「補子」が付されているが、図案がはっきりしていない、身分が確立された時代であった。
*福岡へ行けば、大好きな「梅が枝餅」食べたくなる、
*「墨画」から梅が枝餅には深く長い歴史を感じ取ることができる。
*福岡へお出かけの際は九博へ・‥墨画が拝見できます。

日宋貿易(にっそうぼうえき)は、10世紀から13世紀にかけて行われ、
平安時代の中期から鎌倉時代の中期になる。


   墨画:九州国立博物館メルマガ配信№358より転載

           図8:那覇市歴史博物館収蔵・尚家文書より「補子」(鳥類のデザイン)

      補子は身分によりデザインが異なるワッペン・身頃・後前に付された。