浴衣の着納め「洗張り」の勧め

形くずれしたきもの、木綿物は、特に前身頃の膝、

後ろのお尻の部分の布が伸びてしまう。迷わず、

解き「洗張り」をおすすめです。
折り目が付いたきものは、新しいきものに蘇り、

着用した時は、特別の気分になります。
 木綿物の着物丸洗いの場合、袖下・ほこりの気になる部分は

縫い目にブラッシング、
「長着たたみ」のまま、洗濯ネットに入れて洗濯―脱水をせずに

竿などにかけ、しずくが落ちなくなったら、「長着たたみ」のまま、

その上に重しを載せてプレスー形が整った頃、
衣桁にかけて・・・干して完成。熱を加える・プレスの必要はなく、

ふんわりした仕上がりが楽しめます。

写真①:踊り衣装の琉球絣:洗い張り・平らな板の上に布と板は真空状態/カメラ・熊谷

写真②:道中(泊1丁目)見つけた「ブーゲンビレア」/カメラ・同上