5月4日・ハーリー・昔々のこと
旧暦の5月4日は、琉球の各地の港界隈で「ハーリー競争」が行われていた。
「ハーリー競争」は、琉球国の最大イベントであった。
『親見世日記』の記録では、ハーリー競争のほかに、
サブイベントとして、潟原では、「ウマオーラセー」(馬ハラシーのことか)が、
又、那覇四町の長寿寺では、お茶がふるまわれていた。
境内に白砂を敷き詰め、その上に畳30畳敷かれた、と。
現代の大寄せ茶会のようなことが行われていたのだ。
薩摩の奉行所が設置されるようになり、日本文化が浸透していく時代であった。
今年の旧暦は5月30日、
因みに、糸満地域では、翌日は「グソーバーリー」が、あの世で行われると。
ハーリーの翌日は、海へ行かないようにと戒めがった。
写真:那覇・泊港 5月4日撮影(浴衣姿の家族を見かけて・・・見失って・・・。
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